【出版で成功する人の3つのポイント】の最後は、
1. 信用(プロフィール)
2. 運の強さ(成長)
3. オリジナルな言葉をもつ(ポジションング)
の3についてです。オリジナルな言葉をもつ人のことを、出版界では「言葉を持っている」と表現します。じゃあ、「この著者は言葉を持っているよねー」はどういう意味なんでしょう?
ズバリ!独自の切り口や視点を第三者から見て、インパクトある言葉で書ける人かどうかなのです!もしくは、解釈の面白さ(著者の意見)、文体の面白さもあるでしょう。
誰でも言える言葉で書いては売れるわけがありませんし、言葉を磨く手っ取り早い方法は、当たり前なことを言いますが「読書家であれ!」ということです。長く売れている本、ベストセラーに数多く触れていくことです。また、あなたの業界で当たり前とされる知識が世間には知られていない場合、それがオリジナルな言葉になる場合もあります。
例えば、ぼくは出版業界にいることから業界のことは当然知っていますが、世間は知らない世界になりますよね。そこで、ぼくが当たり前に思っていることと世間が当たり前に思い込んでいることにカマをかけて、「〇〇とは、〇〇である。」というシンプルな一節で書く練習をするとしましょう。例えば、世間が当たり前に思い込んでいる出版とは、すごいとか、憧れとか、特別な人しか出せないもの、という思い込みがあります。
つまり、
出版とは、あなたを広く伝える武器である。
出版とは、個人がスターになれる媒体である。
とかだとして、ぼくが書くならこうなります。
出版とは、公に恥をさらす場である。
出版とは、孤独の売り場、レッテルの受取り場である。
このように、「〇〇とは、〇〇である。」と、大多数の人が前提としているもの(常識)を打ち壊せるだけの言葉で表現できるかが大切になります。
以上!
としたいところなんですが、ブログを管理運営するN氏から、「今回は2000文字は書いてください!」と言われたため、続いて具体例を書いときます。(ここまで何文字か全く考えていませんが、、、)いまぼくの手元に『雑談力が上がる話し方』(齋藤孝・著 ダイヤモンド社)があつたので、その一部を抜粋しながら紹介しますね。
↓ ↓ ↓
そしてここで忘れてはいけないのが、
話し上手と雑談上手は違うということです。
雑談についてよくいわれる2つの誤解があります。① 初対面の人やあまり親しくない人と、
何を話していいのかわからない
② 雑談なんて意味がないし、
する必要なんてない。時間のムダ① については、先ほど述べたとおり。
必要なのは会話力ではなくコミュニケーション力。・・・(中略)
「中身がない話」であることに意味があるのです。
・・・(中略)
雑談というのは、あなた自身の人間性とか人格とか
社会性といったものがすべて凝縮されている。
そしてその「すべて」をたった30秒の何気ない会話
の中で見破られてしまっているということです。・・・(中略)
無意識のうちに、この人に近づいていいのかどうかを、雑談という“リトマス試験紙”を使って瞬時に判断しているのです。
わかります?雑談とは、コミュニケーション力である。もっと言えば、雑談とは、人格そのものである。と言いたいわけです。そんなことを言われてしまったら、雑談できる、できない人に関わらず気になって読んでみたいとなるはずですよね。ベストセラーになる本ってこのようにわかりやすい前提をフックにしながら、期待をいい意味で裏切る構造になっているものです。
2000文字言ってるかなぁ…(笑)