高草木さん、初出版おめでとうございます。

まず、本書の推薦として一番初めに伝えたいことは、「誰もが結婚をした時点で、ある＂罠＂にハマってしまっているということです。この言葉は本書にも書かれていますが、まず、結婚をしたら「この事実」を受け入れることが大切です。私はこの事実を知らずに、家庭を崩壊させてしまった過去があります。

もし、このことをずっと前に知っていたら・・・。まさに後悔先に立たず、ですね。

でも、あなたはまだ間に合うかもしれません。

男女の違いを理解する、ということは多くの書籍でも語られていることですが、本書はさらに「夫」「妻」という社会的な責任と立場を加えて、リアルに７,０００人の夫婦問題を解決してきた高草木さんだからこそ、話せるリアリティを含んで教えてくれる「価値観」や「習性」の違いを教えてくれています。

これを知ることで、いままで理解できずに衝突ばかりを繰り返してきたあなたも、相手が「なぜそうするのか」、「なぜそう考えるのか」がわかり、相手を受け入れ、そして今よりももっと愛おしく感じることができるようになるでしょう。

本書にも書かれています。「夫は居場所と居心地を求める」あなたがもし男性なら、衝突の少ない日々を実現できるでしょうし、仕事にも集中してより大きな成果を家庭に持ち帰ることができる人になれるでしょう。あなたがもし女性なら「妻は安心と安定を求める」と書かれているように、夫がより意欲的に働き過ごせる環境にできることで、結果として、夫がもたらす安定した収入基盤のもとに、安心して過ごせる日々を実現できるのではないでしょうか。

婚活中のひとであれば、これを知っておくことで、「選ばれる人」になれるでしょう。ある意味では高度な婚活本として活用することもできると評価できます。

ぜひ、本書を手に取っていただき、パートナーを思い浮かべながら自分を振り返ってみてくださいね。

夫婦は全員読むべき本です。なぜならこの本はまさに夫婦円満の教科書だからです。私も夫婦コミュニケーションの相談を受けることが多いですが、夫側から言わせてもらえれば、ここまでていねいなコミュニケーション方法を解説している本はなかったですね。あるあるシリーズがとても参考になりました。
「妻は着ていく服がないと言う」。うんうん、洋服ダンスには男性の10倍くらいの服があるにもかかわらず、よく言います（笑）

「夫にとって地獄のような言葉は『自分で考えて』」というのもあるあるです。テレビで見ましたが、出産後2年以内の離婚が40％近くだとか。この本では産後クライシスの予防もしっかり書いてます。なぜ男は家事を手伝わないのか？どうしたら手伝ってもらえるのか？そして、タイトルにもなっている、なぜ妻は理由もなく怒るのか？実は理由もなく怒っているように見える夫が、ある失敗をしていたんですね。妻が何年たっても許せない＆忘れないことベスト５も、恐ろしいランキングでした。夫婦円満は、この教科書でバッチリです。高草木さん、いい本をありがとう。

　『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』という少々どぎついタイトルにドキッとする人もいるでしょうが、ご安心ください。この本には、夫婦仲がよくなる、夫婦コミュニケーションが円滑になる方法が満載されています。
　夫婦というか、それ以前に男性、女性は違ったものの考え方をします。心理学的にもそれは明らかです。しかし、その男女の考え方の違いを理解している人は非常に少なく、そうした根本的な「考え方」の違いが、夫婦仲を悪化させたり、最悪離婚の原因になっているのです。
　つまり、男女、夫婦の考え方を理解するだけで、夫婦仲はよくなるし、夫婦コミュニケーションが深まる。それを大いに助けてくれるのが、この本です。豊富でリアルな事例で、超具体的なアドバイス。パートナーに喜ばれる「声がけ」の言葉の実例まで書かれていますから、今日からでも実行できます。
　夫婦仲が険悪な人。あるいは、うまくいっているけども、今以上に関係を深めたい方。結婚している全ての人にお勧めしたい一冊です。

高草木さん、初出版おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。 また、このページをご覧になられている方々に、本書を強く推薦させていただきます。
その理由として、この本は『夫婦問題』に限らず、『男女の違い』という視点で捉えて読むことで、多くの学びがあり、人生を豊かに生きるヒントになることでしょう。 例えば、パートナーシップや、恋愛に限らず職場でのコミュニケーションであったり、また、自分の機嫌をとり、日々を豊かな気持ちで過ごすために、自分の特性を知る、など、相手との関係性のみならず、自分を客観視する高度なコミュニケーションについて学ぶことができる本、でもある、と言えるからです。

私自身は、まだ『夫婦』というものを経験していないため、本書の『夫婦問題』に対してのダイレクトな効果については私には語れませんが、『男女間コミュニケーション』という視点で、それぞれの価値観の違いを認め合い、互いを理解し関係を深めていくための最も大切なことが書かれていると思いますので、ぜひ、独身の方や、これから婚活をされる方にも、本書を強く推薦させていただきます。