まえがき 和の開運へのいざない

「自分の願いごとが叶わない」あなたが今そう思っているとしたら、それはなぜでしょうか?
 あなたが幸せな境遇に慣れていないからかもしれません。自分には幸せになる資格がないと自信が持てないからかもしれません。自分の力だけで、その幸せを引き寄せなくてはいけないと頑張りすぎているからかもしれません。

 でも、イメージしてみてください。あなたのまわりが、あなたの幸せや願望成就を応援してくれるものばかりだったら、あなたはどんなに心強いでしょう。あなたの訪れる場所、身に付けるもの、あなたを取り囲むすべてが、あなたの幸せを願うものだったら、どんなに安心して、守られた気持ちでいられるでしょう。

 自然、もの、人、動物、草花……、日本人は元来すべてのものに神を見出し、感謝を捧げてきました。あなたの中には、その日本人のDNAが刻まれています。あなたが、すべてのものに守られ生かされていることに気づいたら、あなたはそこに神をみることができます。あなたは神の力をいただいて、自分の運を開いていくことができるでしょう。

 わたしは声優という本業のかたわら、占い師の仕事をしています。臨死体験をきっかけに人のオーラが視えるようになり、その道に進むことになったのです。それまでのわたしは、見えない世界があることなど考えたこともありませんでした。でも、臨死体験は、わたしの考え方を根底から覆すものになりました。
 死の淵からよみがえったわたしは、自分には、やはり同じ臨死体験から生き返り、霊能者になった祖母がいること。

 人のオーラが視えるようになったのは、その血筋であることなどを知ることになりました。
 その後、占いや精神世界、心理学など、人の運命、目に見えない世界について学んでいくなかで「潜在意識」という概念に出逢いました。そして、人の心の奥底には自分でも気づかない刷り込まれた情報があり、それが運命を大きく左右することや、潜在意識に自分が幸せになる情報を刷り込んでいけば、望む方向に近づけるということ。さらに、わたしが視ているオーラは、その潜在意識の情報なのだということもわかってきたのです。

 そこで、わたしは鑑定をとおして潜在意識へのアプローチを試み、多くの手ごたえを得ました。そして、これまでのわたしの本には、こうした潜在意識へのアプローチを一貫して語ってきました。

 でも、潜在意識のもっと深いところに、日本人としてのDNAが刷り込まれている。それらにアプローチすることができれば、もっと強い力を引き出すことができるのではないか。わたしは、そう考えるようになりました。

 この本では、日本人のDNAに刷り込まれている「開運力」を、着物をはじめとする和の世界をとおしてご紹介しています。いにしえの日本人の考え方、開運力を、わたしは「和すぴりちゅある力」(和すぴ力)と名づけました。その「和すぴ力」を人生に再び取り入れてほしい。そんな思いからこの本を書きました。

 わたしは友禅の染工房を経営する祖父、そして、呉服屋を経営する父母のもとで育ちました。でも今、祖父の染工房はアパートになり、実家の呉服屋はアンティークが主流になっています。

 わたしは着付けやマナーの先生ではありません。日本文化について何かを教える立場にもありません。でも、自分が立つスピリチュアルな世界から、着物の魅力、そして日本人が持っていた開運の力を伝えたいと思っています。

 着物には「幸せに暮らせますように」という願いが込められています。それを日本人は「縁起」という言葉で表現しました。

 縁起とは「縁を起こす」と書きます。目に見えない世界と自分を結ぶ縁。人と人を結ぶ縁。自然や動物、そして生活のいろいろなものとの縁……。そうした縁起の良いものを日常の中に取り入れ、それらと自分を結ぶ縁を起こし、豊かな生活を送る力をお借りする。着物にはその「縁起良し」が詰まっています。それが日本人の開運であり、「和のすぴりちゅある」です。

 あなたの人生が「縁起良し」となるお手伝いをしたい。わたしは心から、そう願っています。

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佐野浩一氏

株式会社 本物研究所 代表取締役社長
舩井幸雄記念館 館長

運やツキを呼び込みたい!
そう思わない人はいないでしょう。

富士川碧砂さんは、運やツキを呼び込む達人です。
だから、彼女のまわりには、どんどん人が集まります。
それも、元気で、笑顔いっぱいで、素直で、謙虚で、前向きな人が…。

理由は簡単です。富士川さんが、まさにそういう方だからです。

着物屋の娘さんとして生まれた富士川さんは、幼いころから着物に触れ、
その着物を彩る様々な和柄に興味を持たれてきました。
古くから親しまれてきた和柄には、象徴的な意味があり、
「開運」のメッセージが込められている…。

本書は、声優としてキャリアをお持ちの一方で、
売れっ子の開運アドバイザーとして活躍されている富士川さんが、
まさにご自分の生まれ育ったフィールドを深く掘り下げ、
ご自身の“役割”を有機的に融合された一つの“集大成”と言えます。

私たち日本人が、あらためて日本人としてのアイデンティティに肌感覚で触れ、
開運に向けて覚醒していくための“扉”。

その“扉”を開けるのはあなたご自身です!

その“扉”を開けるのはあなたご自身です!

LICA様

ファッションブランド「zechia」総合衣装プロデューサー。
「SPICREATIVE LINK」スクール主宰。

「神さまを100パーセント味方にする『開運和柄』」出版おめでとうございます。

私は、長く、ファッションの世界の第一戦に身を置いてきましたが、
海外には、和柄、着物からインスピレーションを得て、デザインするファッションデザイナーは、たくさんいます。

それだけ、和の世界は、世界に誇れる、
洗練されたものだと思います。

この本からも、日本の素晴らしさを感じることでしょう。

美しい和柄の画像。

和柄の開運の意味の解説。

そして、和柄からインスピレーションをおろして書いた富士川碧砂さんのメッセージ。
素晴らしいハーモニーを醸し出してることと思います。

ぜひ手にとってご覧になってください。

LICA

田中利典氏

金峯山寺 長臈

わたしは、吉野にある修験道の根本道場金峯山寺で修験僧として、
この道を歩んでまいりました。

そんなわたしの元に、数年前、富士川碧砂さんが訪ねてこられました。
仏教の勉強をされている彼女は、わたしの開く勉強会や修行会に通い、
日本の宗教の源流である修験道について深く学ばれました。

そして、あらゆるものに神仏をみる日本人の精神を、
『開運絵柄』という日本の衣服から考察して、本書を著されることになりました。

着物や、和柄に、深い思いを込めた日本人の心を読み解く、
とても素晴らしい玉著となっています。

いま、日本人に失われているのは、「誇り」だとわたしは考えています。
富士川さんの書かれているとおり、古えの日本人に学ぶことは、
誇りを持って生きる豊かな生き方への道に通じるものになるでしょう。

また、この本では金峯山寺も紹介いただいています。
ぜひご参拝いただき、
富士川碧砂さんの語る修験道の世界、
金峯山寺の聖地性も感じてください。

山岡尚樹氏

「超脳トレ」全脳活性プロデューサー

富士川さんは、私の大好きなセミナー講師仲間です。
いつも明るくポジティブなオーラを放たれていて、参加者はもちろん、
ご一緒する講師やスタッフたちもとても和やかでワクワクする雰囲気で包んでくれます。

浮き沈みの激しい声優業界の中で30年を超えるキャリアを持ちながら、
同時に大人気の占い師でもあるマルチな才能には心から敬服します。
富士川さんの一番素晴らしい魅力は、どんな場面でもどんな人でも誠心誠意、
真心を込めた接し方をされるところです。
出会う人すべてを幸せな気分にさせてくれる開運の女神です。

また日ごろからとても研究熱心で、古今東西のスピリチャルメソッドに精通されており、
中でも特に私たち大和民族に伝わる和の精神文化には大変お詳しく、
今回の「開運和柄」をテーマにした新刊にも、その神髄が随所に散りばめられています。

本書を読むことで、誰もが本来の日本人のDNAに目覚め、脳も心も体も活性化し、
新たな希望を見いだせることになると確信しています。

本書を魂から推薦します!

坂井教人様

日本工芸会正会員
染匠小町苑主宰
友禅作家

富士川碧砂さんは幼少の頃からの知り合いで、
利発な少女であったと記憶して居ります。

この度、本書出版に当たり、
着物の作り手として、
所感を一筆添えさせて頂きます。

着物は気のもの

精魂こめて創る作り手の気

着る事に歓喜する着手の気

着物は女性が身に纏って初めて命が宿り
人々の魂を揺さぶる
世界に誇れる美しい日本の芸術として
昇華すると
思いながら制作して居ります

本書には私の制作した着物の和柄を、
美しいカラーページでご紹介いただき、
心から嬉しく思っております。

幼少の頃から着物に親しみ、
その気を、肌で吸収してきた、
富士川碧砂さん。

「和のスピリチャアル」という独自の視点で、
「着物に宿る気」を、多くの方に伝えていただきたいと心から願います。